大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 本試 数学ⅡB 第2問 [2] 解説
サシス
まず、
から、方程式
ができる。
これを解くと、
より
となる。
この2解が
だから、
である。
解答サ:b, シ:2, ス:b
セソタ
先に進む前に、グラフを描こう。
いま、ふたつのグラフと
なので
である。
よって、ふたつの曲線の位置関係は
また、
接するんじゃなくて交わるので、
さらに、交点の位置関係は
よって、ふたつの曲線の位置関係は
位置 関係 | 上 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
下 |
であることが分かる。
以上から
図A中の赤い部分の面積を
図Aより、
とかける。
解答セ:2, ソ:1
よって、
とかける。
解答タ:2
チ~ノ
あとは、計算だ。
式Aに
式A'
これを計算して、
途中式
である。
解答チ:-, ツ:1, テ:6, ト:9, ナ:1, ニ:2, ヌ:5
よって、
より
のとき。
これを
なので、解をひとつ見つけて式の割り算をして、二次方程式にしよう。
式A'を見ると、
のときに
詳しく
積分の上端と下端が等しい場合、
なので、このとき、式A'の値は
である。
だから、式Bは
で割り切れる。
ということで、式Bを
組立除法をすると
組立除法をしないとき
| |||||
なので、式Bは
と因数分解できる。
式B'の赤い部分は
→ | ||||
→ | ||||
とたすきがけできるので、
と因数分解できる。
よって、式B'は
とかけるから、方程式の解は
となる。
ここで、問題文より
正解は
である。
解答ネ:5, ノ:2