大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 本試 数学Ⅰ 第2問 [2] 解説
(1)
なので、
とかける。
これを解いて、
である。
解答カ:6, キ:3
次は、
△
これにカキと
より
解答ク:2, ケ:6
さらに、
なので、
とすると
とかける。
△
これに それぞれの値と 式A,式Bを代入して
これを解いて、
より
となる。
これを式Aに代入すると、
解答コ:2, サ:6
(2) (i)
△
とかける。
これに
より
解答シ:2, ス:3
さらに、△
である。
これに
両辺を
となる。
解答セ:1, ソ:0, タ:3
アドバイス
図Bには、△
問題の条件からは、図Cのような鈍角三角形も考えられる。
どちらの三角形を使っても、解き方は変わらない。
(2) (ii)
三角形の辺は、外接円の直径より長くなることはない。
なので、
である。
問題文中の
を
と変形して 式Fに代入すると、
より
であることが分かる。
これと式Eをあわせて、
となる。
解答チ:4, ツ:6
アドバイス
次の問いの
こういうとき、共通テストやセンター試験では、前の問題がヒントになっていることも多い。
(i)では、
今度は
ならば、
(i)の式Cに
より
と表せる。
これを(i)の式Dに代入して
より、
ができる。
とりあえず、テトナニヌの式にない
式Hに式Gを代入すると
とかける。
これを整理して、
解答テ:-, ト:1, ナ:3, ニ:7, ヌ:3
最後は
二次式で表された値の最大値なので、2次関数の最大の問題だ。
式Iより、
式Jがわかりにくい人は、
とおいて、
とした方がイメージしやすいかも。
式J'の2次関数のグラフは
上に凸で
放物線の軸は、
また、
で、図D中の緑の部分。
よって、
以上より、
を代入して、
解答ネ:4
このとき、
より
したがって、
つまり
となるから、
以上より、
図Cの△
より
であることが分かる。
よって、△
解答ノ:4, ハ:5