大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 本試 数学ⅠA 第4問 解説
(1)
より
とかける。
この式と 問題文中の①式を見比べると、①式は
で成り立つことが分かる。
のとき。
解答ア:1
このときの
より
解答イ:3, ウ:9
①式の整数解がひとつ見つかったので、あとは定期テストなんかでよく見るお決まりの作業だ。
アイウと①式より
という式がつくれる。
①式から式Aを辺々引くと
| | ||
| | | |
| | |
となるから、
と表せる。
この式が成り立つためには、
より
でなければならない。
問われているのは、この
つまり、
のとき。
これを
途中式
となるけど、
のとき。
式Bを見ると、
なので、
よって、式Dを満たす最小の
のときの
答えは、
解答エ:1, オ:7, カ:6, キ:6, ク:4
(2)
なので、
解答ケ:8
とかける。
この両辺を2乗すると、
解答コ:5
(3)
問題文にあるように、
②の解の
詳しく
共通テスト本番では、問題文の
「
をそのまま使って、理由を考える必要はない。
時間がもったいないから。
理由を説明すると、以下のようになる。
②式を変形すると
となり、
式Eを変形すると
となり、
よって、
以上より、
よって、
とかける。
これを変形すると、
と表せる
問われているのは、この
つまり
のとき。
これを
とかける。
式Fを見ると、
つまり、
なので、式Gの青い部分の計算は省略する
式Gを変形すると
だけど、
となる。
これを満たす最小の
のときの
解答サ:1, シ:2, ス:5
これを解いて、
途中式
である。
解答セ:1, ソ:2, タ:2, チ:0, ツ:7
(4)
ここで、数字が
これまで
なので、(1)のはじめから、
より
とかける。
この式の両辺を2乗すると、
なので、
であることが分かる。
また、問題の不定方程式
より、
であるはずだ。
よって、(3)で考えたのと同様に、
なので、
より
と表せる。
いま問われているのは、この
つまり
のとき。
これを
途中式
となる。
ここで、
くらいの数なので、
のとき。
式Iを見ると、
なので、
よって、式Jを満たす最小の
のときの
解答テ:1, ト:9
このときの
に
を代入して、
より
とかける。
こんな計算はしたくないけど、仕方がない。
右辺の分子を展開して、
解答ナ:9, ニ:5, ヌ:6, ネ:2, ノ:4