大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 本試 数学ⅠA 第1問 [3] 解説
(1)
△
とかける。
これに
より
解答ソ:2, タ:3
さらに、△
である。
これに
両辺を
となる。
解答チ:1, ツ:0, テ:3
アドバイス
図Aには、△
問題の条件からは、図Bのような鈍角三角形も考えられる。
どちらの三角形を使っても、解き方は変わらない。
(2)
三角形の辺は、外接円の直径より長くなることはない。
なので、
である。
問題文中の
を
と変形して 式Dに代入すると、
より
であることが分かる。
これと式Cをあわせて、
となる。
解答ト:4, ナ:6
アドバイス
次の問いの
こういうとき、共通テストやセンター試験では、前の問題がヒントになっていることも多い。
(1)では、
今度は
ならば、
(1)の式Aに
より
と表せる。
これを(1)の式Bに代入して
より、
ができる。
とりあえず、ニヌネノハの式にない
式Fに式Eを代入すると
とかける。
これを整理して、
解答ニ:-, ヌ:1, ネ:3, ノ:7, ハ:3
最後は
二次式で表された値の最大値なので、2次関数の最大の問題だ。
式Gより、
式Hがわかりにくい人は、
とおいて、
とした方がイメージしやすいかも。
式H'の2次関数のグラフは
上に凸で
放物線の軸は、
また、
で、図C中の緑の部分。
よって、
以上より、
を代入して、
解答ヒ:4