大学入学共通テスト 2023年(令和5年) 追試 数学ⅡB 第1問 [2] 解説
(1)
まず、
は
さらに、問題文から
解答ネ:2
これを小数第4位で四捨五入すると
だ。
同様に、
これを小数第4位で四捨五入して、
である。
解答ノ:2, ハ:5, ヒ:6, フ:6
さらに、点
上にあるときを考える。
と表せる。
なので、ちょっと変形しないといけない。
ここで、指数と対数の関係を復習しておくと、
復習
だった。
復習より、式Aは
となって、解答群にある形になった。
解答ヘ:2
別解
式Aを変形するには、次のような方法もある。
だから、式Aの右辺に
よって
である。
解答ヘ:2
(2)
次は、
式Bに含まれる文字のうち、
なので、
問題文より
だった。
これに
これと
途中式
となる。
この
の値が含まれる範囲を問われているわけだ。
これはさらに
とかけるから、
の値を求めれば、答えが分かる。
ここで、
とおくと、復習から
と表せる。
ここで、常用対数表を見ると
であることが分かる。
底の
となり、
と変形できる。
これを式Cの形にする。
式Dの3辺を
なので、式Cを代入すると、求める
であることが分かる。
これにあてはまるのは、解答群の
5
である。
解答ホ:5