大学入学共通テスト 2023年(令和5年) 追試 数学ⅠA 第2問 [1] 解説
ア~オ
①式に
これを解いて、
途中式
式A2から式A1を引いて、
より
式A3から式A2を引いて、
より
式B2から式B1を引いて、
これを式B2に代入すると、
となるから、
である。
解答ア:-, イ:1, ウ:4
よって、①式は
とかける。
問題文より、利益を
と表せる。
売り上げ数の式は①式なので、①式の右辺を式Cの[売り上げ数]に代入すると、利益
となるから、
解答エ:3
また、式Cを見ると、[売り上げ数]に
売り上げ数の式が
解答オ:1
カ~ス
売り上げ数の式を
とすると、利益
とかける。
これを整理して、②による利益
となる。
解答カ:4,
キ:1, ク:4, ケ:8, コ:0
式Dのグラフは上に凸の放物線だ。
なので、頂点が定義域に含まれれば、
というわけで、頂点の
式Dを平方完成するのは面倒なので、
復習
を使う。
復習より、式Dのグラフの頂点の
いま、定義域は
よって、
となる。
解答サ:1, シ:8, ス:5
セソ
問題文中の図3を見ると、
②
利益は この①,②,③を式Cの[売り上げ数]に代入したものだから、
②による利益
②による利益の最大値
ここで、問題文から
②による利益の最大値
よって、①による利益の最大値を
より
なので、解答群の⓪~②は不適。
正解は③,④と考えられるけど、念のために⑤,⑥も検討しておく。
利益が最大のときの
なので、①の利益の最大値
よって、解答群の⑤,⑥も不適。
以上より、解答群のうち正しいものは
③,④
である。
解答セ:3, ソ:4 (順不同)
タ
問題文中の図4を見ると、
①<④
だ。
利益は この①,④を式Cの[売り上げ数]に代入したものだから、
①による利益
①による利益の最大値
ここで、問題文から
④による利益の最大値
よって、①による利益の最大値
これと式Eを合わせると、
②
だ。
解答タ:2