大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 追試 数学Ⅰ 第3問 [1] 解説
(1)
を考える。
である。
解答ア:2
イウを求める前に、解の公式の利用法について復習しておこう。
復習
復習の青い部分を使うと、放物線
であることが分かる。
解答イ:-, ウ:1
別解
平方完成で解くと、次のようになる。
途中式
より、放物線
である。
解答イ:-, ウ:1
以上より、
二次関数のグラフは放物線の軸に関して対称なので、図Aのように、エオと
つまり、エオと
なので、
エオ
より
エオ
エオ
である。
解答エ:-, オ:3
別解
エオについては、こんな計算方法もある。
エオと
とかける。
よって、
エオ
である。
解答エ:-, オ:3
(2)
次は、二次方程式の解の範囲の問題。
方程式
なので、ここで問われている
よって、この問題は、二次関数のグラフと
このタイプの問題は 決まった解き方をするので憶えておこう。
復習:このタイプの問題の解き方
放物線と
この問題の条件に合うグラフは、図Bのどちらか。
以下、図Bの2つのグラフを、復習の考え方で ひとつずつ検討する。
のとき
まず、
図Bの左のグラフであるためには、境目の
式にすると
でなければならない。
ところが、アを求めたときに気づいたかも知れないけれど、
だから、
だ。
詳しく
より
なので、
とかける。
よって、
だと言えるけど、この問題では
が分かれば十分なので、式Bでは
とした。
なので、式Aは成り立たないから、
よって、
のとき
次に、
条件A
でなければならない。
これを整理すると
途中式
となる。
今は
つまり
であればよい。
式Cの左辺は因数分解出来ないので、解の公式だ。
となる
だから、式Cを満たす、つまり条件Aを満たす
条件B
図Bの右のグラフを見ると、境目の
なので、条件Bを表す式は
とかけるけど、式Bより これは必ず成り立つ。
よって 条件Bは必ず成り立つ。
条件C
図Bの右のグラフを見ると、放物線の軸は 境目の
イウより、放物線の軸は
だったけど、これが
よって 条件Cも必ず成り立つ。
以上より、復習の3つの条件と 場合分けの
必ず成り立つ条件B,条件Cは省略してある。
図Cで、場合分けと条件Aが重なる赤い部分が求める
図Cより、求める
解答カ:2, キ:2
(3)
(3)で求めるのは、方程式
このうち、①を満たす
なので、②を満たす
ということで②を考えるんだけど、(2)の作業から、
よって、
②をグラフでいうと、放物線
図にすると、図Dのような場合だ。
図Dのようなグラフになるためには、放物線と
なので
であればよいから、
とかける。
これを解いて、
より、②を満たす
となる。
以上より、①,②を満たす
図Eより、求める ①,②をともに満たす
である。
解答ク:1, ケ:2
(4)
最後は、方程式
解説は長いけれど、やっていることは大したことないので 頑張ってついてきてほしい。
まず
イウより、放物線の軸は
だけど、式Bで、
であることが分かっているから、図Fの右のグラフは不適だ。
また、図Fの左のグラフ(
なので、
したがって、必ず
となるから、問題の条件に合う。
そのため、
式Bより
だ。
よって、
つまり、
だ。
この両辺を
だから、
これをそのまま
コサ
と早合点してはいけない。
問われているのは
詳しく
例えば、図Gを見ると
なので
なので
なので
ここで問われているのは、たくさんある
というわけで、
回答欄はコサで、コにはマイナスが入るから、答えの候補は
の4つしかない。
このうち
わずか3つだし、考えるよりも手を動かした方が早い。
ひとつずつ確認しよう。
なので
だ。
このとき、
途中式
より
である。
式Fを平方完成すると
途中式
より
となるから、
この部分の別解
式Fの判別式
途中式
より
なので、
つまり、
のどちらかだけど、式Fの
だから、
したがって、
よって、
なので
だ。
このとき、
途中式
より
となる。
この式の判別式
だから、
したがって、
よって、
よって、点Aは
以上より、
コサ
である。
解答コ:-, サ:7