大学入学共通テスト 2022年(令和4年) 追試 数学Ⅰ 第2問 [2] 解説
(1)
まず、△
図Aにおいて、△
より
とかける。
これを計算すると
解答オ:6
(2)
より
途中式
よって、このとき、△
図Bのとき、△
より
途中式
である。
解答カ:2
図Cのとき、△
途中式
となる。
解答キ:6, ク:6
どちらの三角形も、面積は
解答ケ:2, コ:2
(3) サ~タ
(3)は、
まず、イメージをつかむために図を描こう。
直線
となる角度で交わる。
なので、
直線
詳しく
なので、図Dの赤い角の
緑の直線は
よって、
点
右にあれば
だ。
さらに、点
点
この円を、以下「青い円」とする。
以上より、点
緑の直線上にあり
青い円周上にある
から、緑の直線と青い円周の共有点だ。
これを図にすると、図Eができる。
共有点が2つあるとき、つまり点
図中、
赤い三角形は△
黄色い三角形は△
図Eの下にあるスライダーを動かすと、
△
図形がイメージできたところで、問題を解こう。
図Eを動かしてみると分かるけど、
このとき、
とかける。
これに
より
となるから、
よって、
であることが分かる。
解答サ:4, シ:3
また、図Fのときは △
このとき、△
解答セ:0
したがって、△
点
のとき。
このとき、図形
よって、
解答ス:4
図Gより、このときの△
解答ソ:1
さらに、
このときの
△
より
である。
なので、
とおくと、
とかける。
よって、△
と表せる。
これを解くと
途中式
だから、
である。
解答タ:2
(3) チツテ
最後に、
再び図Eに戻ってスライダーを動かしてみると、
△
一方の△
タより、
また、点
よって、図Iのように、点
このとき
なので、△
このとき
なので、△
以上をまとめると、
| | | | | | |
一つの 直角 三角形 | 鈍角 三角形 | 三角形に ならない | 鈍角 三角形 | |||
鋭角 三角形 | 直角 三角形 | 鈍角 三角形 |
であることが分かる。
解答チ:5, ツ:7, テ:8