大学入学共通テスト 2023年(令和5年) 本試 数学Ⅱ 第4問 解説
(1)
つまり
の解は、
①式の判別式は
途中式
とかける。
よって、①が実数解をもつのは
より
のとき。
解答ア:4, イ:4
これを解いて、①が実数解をもつのは
のとき。
解答ウ:2
これを①式に代入すると
途中式
となるから、このときの方程式①の解は
の重解である。
解答エ:3
解の公式の根号の中は判別式なので、式Aが使えて
と表せる。
これを計算すると、①の解は
途中式
より
となる。
解答オ:1, カ:2
(2)
より
とかける。
解答キ:3
これを
となる。
この式の右辺を
と変形して因数分解すると、
と表せる。
解答ク:2, ケ:1
よって、
の解である。
式Bの判別式を
だ。
ここで、すべての実数
だから、
になる。
解答コ:0
また、式Bの解は、解の公式より
とかける。
いま
だから、式Dの根号の中は負の値だ。
この根号の中を正の値にすると
となる。
詳しく
だから
だ。
なので、式Dの根号の中を正の値の
と考えると、
とかける。
これを式Dに代入すると、
となって、根号の中が正の値になる。
解答サ:6
以上より、式Bの解、つまり
虚数であり、互いに共役な複素数である
ことが分かる。
解答シ:2
この共役な複素数は、式D'に式Cを代入して、
である。
(3)
ここで、これまでに分かったことをまとめておく。
まとめ
これをもとに、
(i)
まとめより、
よって、このときの
解答ス:1
(ii)
よって、共通の実数解が
共通の実数解は
このとき、
解答セ:2, ソ:3
(iii)
共通の解が虚数のとき、
または
である。(複合同順)
このことから、連立方程式
これを解く。
式Eより
これを式Fに代入して、
途中式
この両辺を2乗すると、
途中式
と変形できる。
この左辺を因数分解すると、
なので、
である。
これを式E'に代入して、
となる。
以上より、
共通の解が虚数のとき、
解答タ:0, チ:-, ツ:2, テ:-, ト:5, ナ:8