大学入学共通テスト 2023年(令和5年) 本試 数学ⅡB 第4問 解説
(1) ア~オ
まず、
問題文の参考図中を見ると、2年目の終わりの預金額は
なので、
である。
解答ア:2
さらに、
年初の預金額を
と表せる。
解答イ:0, ウ:3
ここで漸化式の復習をしておくと、
復習
漸化式の基本の形は4つあって、
公差
公比
階差数列の一般項が
特性方程式を使って解く
だった。
式Aは、復習の4つめのパターンだ。
なので、特性方程式を使って変形しよう。
式Aを
として
となる。
この
とかける。
解答エ:4, オ:0
別解
この部分は、漸化式の基本の形を使わずに、エオの式を変形して解くこともできる。
を変形すると
となる。
これが式Aと同じ式なので、
これを連立方程式として解いて、
より、
となる。
解答エ:4, オ:0
以上が、
とおくと、
より、式Bは
とかける。
これは、復習の漸化式の基本の形の2つ目で、
また、
である。
よって、
と表せる。
これを式Cに代入すると、
途中式
となる。
これは
であることが分かる。
アドバイス
後の説明の都合上、ここでは式Dを式D'に変形した。
通常は式Dのままで大丈夫。
(1) カ~ケ
問題文より、1年目の初めに預金口座にあった
万円になる。
このことから、
1年目の初めに入金した、つまり1年目の初めに預金口座にあった
解答カ:2
2年目の初めに入金した
解答キ:3
万円になると考えられる。
よって、
と表せる。
これを変形すると
より
となる。
解答ク:2
この式の赤い部分は、公式より
と変形できる。
解答ケ:1
これを式Gに代入して、
であることが分かる。
(2)
10年目の初めの預金額は
なので、10年目の終わりの預金額は
である。
これが30万円以上なので、不等式
を解けばよい。
解答コ:3
と表せる。
これを解いて、
である。
解答サ:3, シ:0, ス:1, セ:0
(3)
(1)で考えたように
1年目の初めに預金口座にあった
万円になる
1年目の初めに入金した、つまり1年目の初めに預金口座にあった
万円になる
ことが分かっている。
このことから、1年目の初めに
万円になると考えられる。
以上より、
解答ソ:8