大学入学共通テスト 2024年(令和6年) 本試 数学ⅡB 第4問 解説
(1)
と変形すると、
とかけるから、
解答ア:2, イ:4
とかけるから、
解答ウ:3, エ:8
である。
ここで、漸化式の基本の形の復習をしておく。
復習
漸化式の基本の形は4つあって、
公差
公比
階差数列の一般項が
式Aは、復習の漸化式の基本の形の1つめだ。
なので、
初項が
よって、
とかける。
解答オ:1, カ:4
(2)
と変形すると、これは復習の漸化式の基本の形の4つめだ。
なので、パターン通りに解こう。
式Bを
として
だ。
この
ここで
とおくと、式B'は
と表せる。
これは漸化式の基本の形の2つめだ。
復習より 数列
式Cより、初項
とかける。
これに式Cを代入すると、求める
より
であることが分かる。
解答キ:3, ク:1, ケ:2, コ:3
(3)
(i)
より
だから、
である。
よって、
となる。
解答サ:1
より
だから、
である。
よって、
解答シ:-, ス:3
解答セ:-, ソ:3
となる。
(ii)
セソシスより、
式Dより、
解答タ:1
である。
セソシスより、
とかける。
これを解いて、
解答チ:4, ツ:0
である。
(iii)
次は、命題Aの証明だ。
選択肢を一つずつ考えると、
すべての自然数
⓪,①,②
は不適。
④が示せても、
なので、不適。
てか、
ことが分かる。
なので、正解は、残った
③
である。
解答テ:3
余談
問題を解くのに命題Aの証明は必要ないけれど、せっかくだから載せておく。
仮定より
①式より
だけど、
したがって、この式が成り立つためには、緑の部分が
でないといけない。
これを変形すると
とかける。
いま
なので、
途中式
より
である。
これは式Fの右辺なので、式Fは
となるから、
以上より、すべての自然数
(iv)
ここで、数列
式Eで
であることが分かっているから、
より
つまり、
式H
ことになる。
この二つの性質を使って、(I),(II),(III)の命題を考えよう。
式Gより
よって、
(I)を満たす数列は存在しないから、(I)は偽
(II)を満たす数列は存在するので、(II)は真
である。
例えば
式Hより、
よって、(III)は真である。
以上より、解答群のうち正しいものは
④
であることが分かる。
解答ト:4