大学入試センター試験 2019年(平成31年) 追試 数学ⅡB 第4問 解説
問題を解く準備
まず、図を描く。
座標をとって描くと図Aみたいなのができるけど、時間がかかるのでお勧めしない。
問題文を読むと、点
なので、平面
基準面は水平の方が分かりやすいし、図を描くのにも時間がかからない。
なので、お勧めは図Bだ。
図ができたところで、問題にかかろう。
(1)
解答ア:3, イ:5
解答ウ:3, エ:5
となるから、
である。
なので、位置ベクトルが
である点を
ひし形の対角線は角の二等分線なので、
点
点
点
なので、
である。
また、
である。
ここで、
とかける。
これに式Aを代入して、
より、点
である。
解答オ:6, カ:6, キ:-, ク:3
これと点
も、直線
けれど、ここで問われているのは
(2)
ベクトルで垂直といえば、内積
いま、
とすると、
とかける。
なので、式A,式Bは
といえる。
これを連立方程式として解く。
上の式より、
これを下の式に代入して、
これを式Cに代入して、
となる。
よって、
と表せる。
解答ケ:-, コ:1, サ:2
図Dで
とかける。
いま、
なので、
また、
なので、
よって、
である。
式Eに式Fを代入すると
これを成分で表すと、ケコサより
となる。
この
より、
である。
解答シ:0
式D,式E'より、これを成分で表すと、
となる。
解答ス:2
次は
より
である。
解答セ:8, ソ:2, タ:-, チ:7
続いて、
となる。
式Dより
なので、
よって、式F'より、
である。
解答ツ:6
(3)
最後に、
ツより
点Bは点Aを中心とする半径
よって、
点
というわけで、このときの
だ。
だけど、
オカキクより
なので、
となる。
なので、
である。
解答テ:6
よって、
になる。
このときの
それぞれの値を代入して、
より
である。
解答ト:8, ナ:5
このとき、
点
とかける。
解答ニ:7, ヌ:6
よって、
とかける。
この式の右辺をベクトルの成分で表示すると
より
となるから、点
である。
解答ネ:1, ノ:7, ハ:3, ヒ:2, フ:0, ヘ:-, ホ:7