大学入試センター試験 2018年(平成30年) 追試 数学ⅡB 第1問 [2] 解説
(1)
まず、指数関数のグラフを思いだそう。
復習
指数関数の
復習より、
よって、
のとき、
である。
解答チ:1
式①を変形して、
途中式
これに式Aを代入すると
ができる。
解答ツ:2, テ:a, ト:a
式②の判別式をとると、
解答ナ:1, ニ:4
(2)
ここで、ちょっと遠回りな気がするかも知れないけれど、式②の方程式を
とおいたグラフを考えておこう。
復習
だった。
より、式Bのグラフの頂点の
なので、
である。
また、チより、定義域は
である。
また、
よって、このときの式Bのグラフは、定義域を緑の部分(
グラフと
よって、②の解は
だけど、
これを式Aに代入して、
となる。
解答ヌ:-, ネ:5, ノ:4
(3)
このうち、
青いグラフは、
このグラフになる条件を考える。
こんなときには、定義域の端に注目する。
つまり、赤いグラフになるためには、
ということで、式Bに
これが
が赤いグラフになる条件だ。
解答ハ:3
このときの解は、図Bの赤い点の
②は因数分解できないので、ちょっと面倒だけど解の公式を使おう。
解の公式より、
途中式
だけど、求める解は2つの解の大きい方なので、
である。
でも、求める解は
なので、もうちょっと計算だ。
上の
分母を払って、
両辺の底が
となる。
解答ヒ:-, フ:1, ヘ:1