大学入試センター試験 2018年(平成30年) 本試 数学ⅡB 第3問 解説
(1)
とおくと、
第4項が
より
初項から第8項までの和が
となる。
式A,式Bの連立方程式を解く。
式Aの両辺を2倍して、
これを式Bから辺々引いて、
|
||||
である。
これを式Aに代入して、
である。
解答ア:-, イ:6, ウ:1, エ:2
よって、
より
となる。
式Cを等差数列の和の公式に代入して、
解答オ:6, カ:1, キ:2
(2)
とおくと、
第2項が
初項から第3項までの和が
となる。
式E,式Fの連立方程式を解く。
式Fを式Eで辺々割って、
両辺を約分して、
両辺に
ここで、
である。
これを式Eに代入して、
である。
解答ク:1, ケ:2, コ:3
よって、
また、等比数列の和の公式より、
解答サ:6, シ:3, ス:1
(3)
式を短くするために、
とおく。
だから、
である。
式Jから式Iを辺々引くと、
|
||||||
となる。
ここで、
とかける。
これを変形すると、
となるけど、
である。
解答セ:5
式Kに式D,式Hを代入して、
途中式
となる。
解答ソ:6, タ:3, チ:2
また、
解答ツ:-, テ:1, ト:8
復習
階差数列からもとの数列の一般項を求める式は、
もとの数列を
階差数列を
とすると、
だった。
なので、
あとはこれを計算して、
途中式
である。
これは
解答ナ:2, ニ:3, ヌ:9, .ネ:2