大学入試センター試験 2018年(平成30年) 本試 数学ⅠA 第4問 解説
(1)
より、
である。
解答ア:4, イ:3, ウ:2
この4個の
例えば
は
も
なので、約数は数字の選び方の数だけ存在する。
ある。よって、約数も
ある。
解答エ:1, オ:5
復習
自然数
(
と素因数分解されるとき、
である。
(2)
一次不定方程式はお約束の解き方があるので憶えておこう。
を解く。
これを「=余り」の形に変形して、
式B3'に式B2'を代入して、
これに式B1'を代入して、
ができる。
式Aから式Cを辺々引くと、
となるから、
とかける。
ここで、
より
でなければならない。
ここでは、解のうち
式Eに
よって、
式Eより、
解答カ:2, キ:4, ク:1
さらに、
となるので、すべての整数解は
と表せる。
解答ケ:7, コ:1, サ:4, シ:4
(3)
求める自然数は
とかける。
これを
より
とかける。
(2)より、
なので、式Fの
とかける。
よって、求める自然数は
と表せる。
さらに、(1)より、
と表せる。
あとは、考えるよりも手を動かした方がたぶん早い。センター試験だし。
式Gの
より
この
である。
ということで、式Gの
この数の正の約数の個数は、(1)の復習より、
おぉ。いきなり答えにあたってしまった。
正の約数の個数が
である。
解答ス:2
あとはセソだ。
この数の正の約数の個数は、
なので、不適。
この数の正の約数の個数は、
なので、不適。
この数の正の約数の個数は、
見つけた。
正の約数の個数が
である。
解答セ:2, ソ:3
別解
式G以降は、手よりも頭を使うと この別解のような方法になる。
上の解き方よりもかなり時間がかかる。
センター試験では、こういう問題のときは頭を使うよりも手を使った方が早い。
けれど、大学入学共通テストでは出題傾向が変わるかも知れないので、この別解の方法も知っておくと良い。
まず、確認から。
と表せる。
この
問われているス,セソは、式Gの
以下、「
とおくと、式Gより、求める自然数は
とかける。
この自然数の正の約数の個数は、(1)の復習より、
と表せる。
正の約数の個数が
とかける。
このとき、
なので、
より
でなければならない。
これを式Hに代入すると、
より、
よって、式Jより、スは
である。
解答ス:2
同様に考えて、正の約数の個数が
とかける。
このとき、
なので、
パターン1
より
パターン2
より
パターン3
より
の3つのパターンのどれかである。
パターン1のとき
式Kを式Hに代入すると、
となる。
なので、不適。
パターン2のとき
式Lを式Hに代入すると、
となる。
なので、不適。
パターン3のとき
3つのパターンのうち2つが不適だったので、これが答えになるはず。
式Mを式Hに代入すると、
と表せる。
ここで、
よって、
となる。
となる。
となる。
となる。
以上より、セソは
である。
解答セ:2, ソ:3