大学入学共通テスト 2024年(令和6年) 追試 数学ⅡB 第1問 [2] 解説
(1)
まず、第1問 [1] と同様に、問題文の指示に従って公式を導く。
ここで作るのは、
なので、
である。
これに 2倍角の公式
を代入すると
となる。
解答タ:8
この右辺の分母分子を
解答チ:b
また
だから、
とかける。
右辺を整理すると、これはさらに
と変形できる。
これに式Aを代入すると、
解答ツ:6
(2)
のとき、
なので、
とかける。
これを材料にして、①式の右辺をつくろう。
各辺に
各辺に
各辺を
となって、①式の右辺ができた。
ここまでくると勝ったも同然だ。
これに①式を代入して
この式の左右を入れかえると
となって、②式の形になる。
解答テ:0, ト:5
(3)
より
である。
度と弧度法(ラジアン)の変換を思い出すと、
復習
[ラジアン]
だった。
復習より、
解答ナ:3, ニ:6, ヌ:0
このとき、
なので、②式は
となる。
これに
を代入して
この式の中辺と右辺の分母を払うと
より
であることが分かる。
よって、
⑨
である。
解答ネ:9