大学入学共通テスト 2024年(令和6年) 追試 数学ⅠA 第2問 [2] 解説
(1)
「元の評点」が
のとき、「調整後の評点」は赤い部分だ。
なので、「調整後の評点」の
平均値
解答シ:3
分散
解答ス:0, セ:5
である。
(2)
の、
除外した評点(緑の部分)の和を
「元の評点」の和は
「元の評点」の平均値
緑の部分の平均値
なので、
赤い部分の平均値
なので、
表せる。
よって、式Aに式B,式Cを代入すると
解答ソ:5, タ:6
これを
に代入すると、不等式
ができる。
これを整理すると
途中式
とかける。
したがって、
である。
解答チ:2
(3)
(i)
ここで、分散の復習をしておこう。
復習
データ
データの平均値を
スセでは、復習の式Dを使って分散を求めた。
ツでは、式Eを使う。
このふたつの式は問題によって使い分けるので、両方憶えておこう。
評点が
の場合、
「調整後の評点」の平均値
である。
よって、「調整後の評点」の分散
途中式
となる。
解答ツ:4
(ii)
最後は、「調整後の評点」の分散
あ~えの選手それぞれについて、式Fを使って
あ
あの選手の「調整後の評点」は、
の赤い部分だから、
なので、式Fより、分散は
い
いの選手の「調整後の評点」は、
の赤い部分だから、
なので、式Fより、分散は
う
うの選手の「調整後の評点」は、
の赤い部分だから、
なので、式Fより、分散は
え
えの選手の「調整後の評点」は、
の赤い部分だから、
なので、式Fより、分散は
以上より、分散
う
であることが分かる。
解答テ:2