大学入試センター試験 2015年(平成27年) 追試 数学ⅡB 第4問 解説
解説
まず
の式を何とかしよう。
図Aより、
なので、①は
とかける。
ここで、図Aより、
解答ア:3
これを式Aに代入して、
となる。
解答イ:7, ウ:4
イウからエオは、あんまり見ない変形だけど、実はほかの単元でさんざんやってることだ。
式A'を平方完成して、
ここで、式Bの
だから、式Bは
とかける。
これを、両辺平方根をとって、
と変形できる。
解答エ:2, オ:3
ここまでで分かったことを図Aに書きたしたのが、図Bである。
図Bで、
解答カ:0
問題文の指示通り
これを式Cに代入して、
ここで、
なので、式Eは
とかける。
よって、
である。
解答キ:1, ク:4
次に
式Dに
となるので、
より、
である。
解答ケ:5, コ:3, サ:4
図Bより、点Pと直線OCの距離が最小になるのは、点Pが直線MHと青い円の交点にあるとき。
よって、最小値は、
である。
解答シ:3, ス:4
最後は三角形OCPの面積の最小値だけど、底辺OPの長さも、高さの最小値もすでに分かっている。なので、底辺×高さ÷2より、
である。
解答セ:3, ソ:8