大学入試センター試験 2015年(平成27年) 本試 数学ⅡB 第1問 [2] 解説
問題を解く準備
説明のために、最初に名前をつけておく。
(1)
連立方程式を解くとは、文字の種類を減らすこと。式A・式Bをそれぞれ変形して、
指数法則
式Aを両辺2乗して、
式Bを両辺3乗して、
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指数法則
左辺を約分して、
である。
解答ス:2, セ:-, ソ:3
左辺を約分して、
両辺2乗して、
となる。
解答タ:2, チ:-, ツ:2, テ:3
(2)
問題文のセソトナタニの行を見ると、
式Cに
である。
解答ト:-, ナ:2
式Dに
となる。
解答ニ:2
54相加平均≧相乗平均を
利用した最大・最小
問題文より
式Fは、
だから、
となる。なので、相加平均と相乗平均の関係が使える。
復習
相加平均と相乗平均の関係の式は、
ただし、
だった。
これに式E・Fを代入して、
よって、
解答ヌ:2
復習
相加平均と相乗平均の関係で、最小値になるのは等号成立のとき。
つまり、
なので、
両辺に
になる。
解答ネ:-, ノ:5, ハ:4