大学入試センター試験 2014年(平成26年) 本試 数学ⅡB 第4問 解説
問題を解く準備
より、図Aができる。
図Aで、赤い四角形は平行四辺形。
(1)
なので、
解答ア:-, イ:1, ウ:0, エ:2
KLMNは平行四辺形なので、対辺は平行で長さが等しい。
なので、
解答オ:3
問題文から
これが
から、
である。
解答カ:1, キ:2
よって、
なので、
に内分する。
解答ク:2
ここまでで分かったことをまとめると、
なので、
まず
となり、
解答ケ:0
解答コ:5
解答サ:1, シ:4
以上より、四角形KLMNの面積
解答ス:7, セ:0
(2)
図Aに、平面αと点Pを描きたしてみた。
緑の平面がαだけど、ややこしくなるので
復習
平面とベクトル
平面上のベクトル
(
だった。
なので、
解答ソ:0
これを解こう。
より、
これが
上の式より、
解答タ:2
これを下の式に代入して、
解答チ:-, ツ:5, テ:3
問題文は、さらに
まず
これと
両辺
より、
平面αは原点を通らないので、これは不適。
よって、
解答ト:9, ナ:3, ニ:5
もう少しだ。
式Eを式Dに代入して、
なので、
である。
アドバイス
どうせ後で2乗して、
解答ヌ:3, ネ:7, ノ:0, ハ:3, ヒ:5
さて、最後の設問だ。
図Cの赤い三角錐の体積を求めよう。
復習
三角錐の体積
だった。
問題の指示通り、△LMN(赤い斜線の三角形)を底面とすると、底面積は四角形KLMNの半分なので、(1)より
底面積
高さは
高さ
以上より、三角錐OLMNの体積
である。
解答フ:1