大学入試センター試験 2014年(平成26年) 本試 数学ⅡB 第2問 解説
(1)
解答ア:3, イ:2
解答ウ:0
復習
関数が
1は解決済みなので、2を考えよう。
グラフ中、ピンクの部分は
図Aのとき、
図B・Cのときには、グラフは空色の部分に入らないので、
以上より、
変形して、
のとき。
解答エ:1
以上、問題文に「
でも、答えを出すだけなら、次の別解の方が簡単。
別解
復習
三次関数が極値をもつ
だった。
これを使おう。
式Bを変形して、
の解は、
である。
よって、
のとき。
解答エ:1
(2)
式Bより、
途中式
両辺を(1)より、
解答オ:3
これを式Aに代入して、
ここから増減表を書いてもいいのだけれど、極値自体は聞かれてないし、カキクだけ求めよう。
問題文のマスからカキが
復習
これが頭に入っていれば、図Dより、
小さい方の
大きい方の
であることがすぐに分かる。
解答カ:-, キ:1, ク:1
さて、かなり情報が増えてきたので、グラフを描こう。
図Gの赤い直線
これが
より、
となる。
解答ケ:3, コ:3
この直線が
解答サ:2, シ:3
これを解くのだけれど、今は点Aを通る
なので、因数定理を考えるまでもなく、式Dは
よって、式Eは
となり、さらに
となるので、
である。
解答ス:1, セ:-, ソ:1, タ:2
よって、求める
これを式Dに代入して、
途中式
となる。
解答チ:-, ツ:9, テ:4, ト:1, ナ:4
ここまでの内容をグラフにしたものが図Hである。
図Hの赤い放物線
頂点が点Aなので、
この放物線が
これを式Fに代入して、
展開して、
解答ニ:2, ヌ:4
別解
なので、もうひとつの原点と
このことから、
この放物線がAを通るので、
これを式Hに代入して、
展開して、
解答ニ:2, ヌ:4
最後に、
囲まれた図形全体の面積であれば
なので、図Hと式Gより、
途中式
となる。
解答ネ:1, ノ:1