大学入試センター試験 2011年(平成23年) 追試 数学ⅠA 第2問 解説
ア~カ
図Aにおいて、直線
である。
別解
この部分を数Ⅱの範囲を使わずに解くと、次のようになる。
図Aにおいて、直線
と書ける。
この直線が点
だから、上の式は
となる。
点
である。
なので、直線
である。
解答ア:4
直線
と表せる。
点
途中式
となる。
解答イ:4, ウ:3, エ:4
台形
この面積
解答オ:5, カ:8
(1)
式Bに
この式は、
を計算すると
よって、式Cは、
軸は
最大は図Bの赤い点なので、
これを式Cに代入して、
解答キ:4, ク:5, ケ:3, コ:2
アドバイス
2次関数の式Cは因数分解された形なので、横軸との交点が簡単に分かる。このようなときには、ここで説明したような方法でグラフを描いた方が早いしミスも少ない。間違っても、展開してから平方完成してはいけない。
平方完成をすると頂点の
(2)
式Bに
この式は、
を計算すると
軸は
よって、最大値は
解答サ:8, シ:5
これを式Dに代入して、
解答ス:2
さらに、
これを計算する。
両辺に
両辺を
あとは展開だ。
たすきがけをして、
→ | ||||
|
→ | |||
より、式Eは
となるので、
となる。
これは、定義域に入っているので、そのまま答である。
解答セ:6, ソ:5, タ:2