大学入試センター試験 2011年(平成23年) 本試 数学ⅠA 第3問 解説
(1)
図Aの△ABCに余弦定理を使って、
となる。
解答ア:3, イ:5
同様に、△ACDに余弦定理を使って、
四角形ABCDは円に内接しているので、
なので、
であるから、式Bは
となる。
解答ウ:1, エ:2
式Aと式B'の連立方程式を解く。
式A
である。
解答オ:1, カ:2
これを式B'に代入して、
となる。
解答キ:2, ク:1
次は、外接円の半径だ。
△ABCに正弦定理を使って、
ここで、
となる。これを解いて、
である。
解答ケ:7
このことから、辺BCは外接円Oの直径であることが分かる。
四角形ABCDの面積は、
四角形ABCD
△ABC
△ABC
△ABC
△ACD
△ACD
△ACD
なので、式Dは
四角形ABCD
四角形ABCD
四角形ABCD$$
となる。
解答コ:5, サ:3
(2)
接点と中心を結ぶ線と、接線のなす角は
である。
解答シ:9, ス:0
円外の点Eから円に二本の接線を引いたとき、点から接点までの距離は等しいので、
点Eと円の中心を結ぶ線は、二本の接線のなす角を二等分するので、
以上より、△EADは二等辺三角形で、EFは頂角の二等分線。
なので、EFは底辺ADの垂直二等分線である。
よって、
である。
解答セ:9, ソ:0
以上より、
△OAF∽△OEA
なので、
ここで、OAは円Oの半径なので、ケより
である。
解答タ:7
なので、F,HはEGを直径とする円上にある。
解答チ:2
方べきの定理より、
タより、
である。
解答ツ:7