大学入試センター試験 2014年(平成26年) 追試 数学ⅡB 第2問 解説
(1)
放物線
を解く。
ただし、この形の連立方程式は代入法で解くのが普通だろうけど、今回は加減法で解く。
辺々引くと、
この右辺が
式Aを展開して、
解答ア:2, イ:2
この解が放物線
よって、判別式から、
より、
である。
解答ウ:3
解と係数の関係から求める
解法2
解の公式を使って
解法1
解答エ:2, オ:3
となる。
解答カ:2, キ:6
解法2
式Dより、
解答エ:2, オ:3
解答カ:2, キ:6
(2)
余談
この部分、数Ⅲが不要な人には全く関係のない話です。分からなくてもこの問題は解けるし。なので、読み飛ばしてもらっていいです。
今回は問題中に
その場合、
解の公式から、
数Ⅲの範囲になるけど、これを
式Eより、複合が-のとき
より、
両辺2乗して、
これから、
-1 | … | 1 | |
0 | + | ||
-1 |
となるので、
同様に、
以上より、
といえる。
結構大変だ。
アイの式より、
解答ク:2, ケ:2
とかける。
式Hを式Gに代入して、
である。
解答コ:0
次に
式Hより、
ここで、
復習
ただし、
だった。
なので、式Jは、
これに式Cを代入して、
となる。
解答サ:8, シ:2, ス:7, セ:3, ソ:6
ちょっとややこしくなってきたから、いったん整理しよう。
これから使いそうな式は
式Iの両辺に
両辺2乗して、
これを式Fに代入して、
式Kに代入して、
式F'・K'を式I'の右辺に代入して、
解答タ:8, チ:2, ツ:7, テ:4
次は、
3辺とも正の数なので、√に入れて、
なので、
である。
解答ト:2, ナ:6
もうちょっとだ。
式Lを微分して、
より、
以上から
2 | … | … | |||
|
- | 0 | + | ||
表Cより、
解答ニ:9, ヌ:4
このときの
より、両辺を2乗して、
分母を有理化して、
である。
解答ネ:3, ノ:0, ハ:8