大学入試センター試験 2013年(平成25年) 追試 数学ⅡB 第2問 解説
解説
まず、直線
放物線
なので、点
よって、直線
同様に、直線
直線
解答ア:4
より、
これを式Bに代入して、
両辺に
より、
問題文のマスに合う形に変形して、
解答イ:2, ウ:1, エ:4
これを式Aに代入して、
解答オ:1, カ:4
点Tの座標は、解法が2通り考えられる。
解法1
点Rと同じように、直線
四角形PTQRは長方形なので、PQの中点とRTの中点は一致することを使って求める。おすすめ
解法1
直線
同様に、直線
両辺に
あれ?式Cと同じになった。
なので、答えも同じ
解答キ:2, ク:1, ケ:4
これを式Eに代入して、
解答コ:1, サ:6, シ:4
解法2
PQの中点は、
点Tの座標を
この2つの中点が一致するので、
となる。
これを整理して、
である。
解答キ:2, ク:1, ケ:4, コ:1, サ:6, シ:4
復習
軌跡の問題でまず初めにすることは、軌跡を求める点の座標を
とおくことだった。
点Tの座標を
簡単に言うと、
でも、どちらかの式を
上の式は
とかける。下の式は2乗っぽいので、両辺2乗してみよう。
できた。
これを下の式に代入して、求める軌跡は
である。
解答ス:4, セ:3, ソ:4
点Tと点Rの
よって、TRを底辺としたときの△PTRの高さを
△PTR
また、TRを底辺としたときの△QTRの高さを
△QTR
TRは、点Tの
先に式F→式F'と変形したのに似ている。似たようなことをすると、
式Gに式H・Iを代入して、
となる。
解答タ:2, チ:4, ツ:3
アドバイス
四角形PTQRの辺の長さから面積を出すこともできるけど、計算がややこしくなるのでおすすめしない。
次に、放物線
直線PQの式を
この計算には
復習
ただし、
だった。
よって、式Jは、
となる。
解答テ:6, ト:4, ナ:3
一旦整理しよう。
よって、
である。
解答ニ:1, ヌ:6
ここで、
復習
相加平均と相乗平均の関係は、
等号成立は
だった。
よって、
より、
等号成立は、
両辺を
のとき。
解答ネ:2
解答ノ:1, ハ:2