大学入試センター試験 2013年(平成25年) 追試 数学ⅠA 第4問 解説

ア~ケ

9個の玉から4個選ぶので、全ての場合の数は
9C4=126通り。

解答ア:1, イ:2, ウ:6

以下、表を書いて考える。
表の中の記号はそれぞれ、
○は、出なければいけない玉。 ×は、出てはいけない玉。 からnは、つながったマスの中からn個出る。 ことを表している。

4個の玉の数字が異なる場合の数は

表A
1 から1
2 から1
3
4

表Aより、
5C1×2C1×1×1=10通り。

解答エ:1, オ:0


4個の色が異なる場合の数は、色によって玉の数が違うので、場合分けをしないといけない。

パターンA:表B
1 から1 から1 から2
2
3
4
パターンB:表C
1 から1 × から3
2 ×
3
4
パターンC:表D
1 × から1 から3
2 ×
3 ×
4 ×

の3通りに分けて考えよう。

パターンAの場合、表Bより、
4C1×2C1×3C2通り。

パターンBの場合、表Cより、
4C1×3C3通り。

パターンCの場合、表Dより、
2C1×3C3通り。

3つの場合を全てたして、
4C1×2C1×3C2+4C1×3C3+2C1×3C3=30通り。

解答カ:3, キ:0

表E
1 から1 から3
2
3
4

4個の中に青玉が1個だけある場合の数は、表Eより、
4C1×5C3=40通り。

解答ク:4, ケ:0

(1)

得点が2点になるのは、

表F
1 × から3
2 ×
3 ×
4 ×

表Fの場合のみ。
全体の場合の数は、126通りなので、確率は
1×4C3126=263

解答コ:2, サ:6, シ:3


得点が3点になるのは、

パターンA:表G
1 から2
2 ×
3 ×
4 ×
パターンB:表H
1 × から3
2 ×
3
4 ×

の2パターン考えられる。

パターンAの場合、表Gより、4C2通り
パターンBの場合、表Hより、5C3通り
以上より、得点が3点となる確率は、
4C2+5C3126=863
である。

解答ス:8, セ:6, ソ:3


得点が4点となるのは、

パターンA:表I
1 から3
2 × ×
3 ×
4 ×
パターンB:表J
1 × から2
2
3 ×
4 ×
パターンC:表K
1 × から3
2 ×
3 ×
4

の3パターン考えられる。

パターン1の場合、表Iより、4C3通り
パターン2の場合、表Jより、4C2通り
パターン3の場合、表Kより、5C3通り
以上より、得点が4点となる確率は、
4C3+4C2+5C3126=1063
である。

解答タ:1, チ:0, ツ:6, テ:3

(2)

以上から確率分布表を書くと、

表L
得点
確率 263 863 1063 1

となる。得点が1になることはない。
表Lより、得点の期待値は
22+38+41063=6863
である。

解答ト:6, ナ:8, ニ:6, ヌ:3