大学入学共通テスト 2025年(令和7年) 本試 数学ⅡBC 第4問 解説
(1)
この解説では、図形の内部にある格子点を
とかく。
問題中の図1にちょっと描きたして、図Aをつくった。
図Aを見ると、
直線
つまり、
の数は
こうなる理由は図Aを見れば一目瞭然なんだけど、念のためにちょっと確認しておく。
図Aのように、直線 とする。
このとき、の
したがって、の数は
上のように考えると、直線の式が
の数は
よって、
解答ア:5
解答イ:8
である。
別解
図形
図Bより、
解答ア:5
解答イ:8
である。
また、
解答ウ:0, エ:3, オ:0
さらに、
だから、一般項
の数は、この数列の
よって、は、等差数列の和の公式より
解答カ:6, キ:1, ク:0
(2)
図形
図Cのように、とする。
と
について考えると、
と
の数の合計
の
と
の数の合計
また、の個数は
つねに
だ。
よって、
(直線の数)
より
(直線の数)
とかける。
解答ケ:7
別解
図Cより、と
を合わせた数は
直線
したがって、と
を合わせた数は
ある。
また、の個数は
つねに
だ。
よって、の個数は
とかける。
解答ケ:7
以上より、の個数は、
と表せる。
解答コ:1
あとはこれを計算して、求めるの個数は
解答サ:7
(3)
アドバイス
突然 あんまり見たことがないような問題が出てきた。
びっくりするかも知れないけれど、大丈夫。
鉄則は「分からなくなったら上を見る」だ。
というわけで、(1)(2)の作業を振り返ることからはじめよう。
(1)での作業を振り返ると、
関数が
の個数は、式Aの
(2)での作業を振り返ると、
関数が
の個数は、式Bの
つまり、(1)(2)では、
関数が
の個数は
考えてみると、これは偶然じゃない。
(2)の解説のくり返しになるけど、この部分がこの問題のポイントだから、もう一度 言い方を変えて説明する。
(1)(2)の関数は
なので、
これまでと同様に、この格子点をとする。
このとき、直線の座標は
である。
よって、直線それぞれの座標は
となるから、は
したがって、※※のとき、※は必ず成り立つ。
ここで、
なので、※※にあてはまる。
ということは、(3)でも※が成り立つから、図形
の個数は
よって、図形の個数は
とかける。
これが
を解けば
ということで、あとは計算だ。
式Cより
途中式
両辺に
しかたがないから展開すると、
これが
式Dより、
解答シ:3
これを式Eに代入して、
解答ス:-, セ:3
以上を式Fに代入して、
解答ソ:2
である。