大学入試センター試験 2013年(平成25年) 本試 数学ⅡB 第2問 解説
解説
を微分して、
より、
で
ここで、問題文より、
よって、増減表を書くまでもなく、
解答ア:-, イ:a, ウ:3, エ3, オ:a, カ:-, キ:3
ここで分からなくなった人は、次の復習を見てほしい。
復習
ここで、3点
復習
二次関数の式は、
頂点や軸の情報があるときには、平方完成した形
今回は頂点も軸も分からないし、
より、
の連立方程式を解けばよい。
問題より
を解く。
確認だけど、今求める文字は
式A'の上の式と下の式で加減法をしよう。
これを式A'の下の式に代入して、
となるので、
である。
解答ク:a, ケ:2, コ:2
次は、
式Bで
式Bを微分して、
これに
である。
解答サ:-, シ:2, ス:2
なので、
となる。
解答セ:2, ソ:2
ここまでで分かったことをグラフにして整理した。
図Eの赤い斜線の部分の面積
まず、
式Cと
より、
よって、
とかけるけど、二次式と一次式に囲まれた面積なので、
となる。
解答タ:3, チ:2, ツ:3, テ:4
両辺を
より、
解答ト:4, ナ:3
ここでちょっと整理しよう。
式Cより、
これが
ここで問題文のマスを見ると、
よって、
解答ニ:1, ヌ:4
別解1
復習
ただし、
だった。
もし
のように変形して、
これから分かるのは、
今解いている問題にあてはめて考えてみると、
積分記号の中の
積分の下限(復習での
積分の上限(復習での
ということは、
よって、
両辺に
解答ニ:1, ヌ:4
別解2
ゼンゼンおすすめじゃないけど、真っ正直に解いてみる方法もある。
とかける。これを変形して、
これが
両辺に
両辺の3乗根をとって、
両辺に
となる。計算が結構大変だ。式Gの( )内を展開したりするとメチャクチャになる。
アドバイス
ややこしい計算をする時は、式Hのように早めに等式にする。
等式にすれば、両辺にかけたり割ったり3乗根をとったり、いろいろと技が使える。
それから、無意識に展開しない。数学の計算の基本は因数分解である。
解答ニ:1, ヌ:4
最後は、
式Fを式Eに代入するだけだから、簡単簡単。
解答ネ:8, ノ:3