大学入試センター試験 2013年(平成25年) 本試 数学ⅠA 第2問 解説
ア
より、4秒。
解答ア:4
(1)
図Aで、
点Pの
これを
ここで、点Pの
OP'
よって、緑の斜線の三角形の面積は、
△OPP'
点Qの
なので、青い斜線の三角形の面積は、
△OQQ'
以上より、
解答イ:7, ウ:1, エ:6, オ:3, カ:2
式Aの頂点の
となるので、定義域
よって、式Aは下に凸のグラフだから、頂点が最小値になる。
解答キ:8, ク:7
アドバイス
平方完成をして頂点の座標を求めてもいいけど、平方完成では頂点の
もし頂点が定義域から外れている場合、
まして、今回は平方完成をすると分数が出て、計算が面倒。
なので、
を憶えておいて、こっちを使う。
解の公式の前半部分なので、憶えるのも楽だし。
最小値(頂点の
解答ケ:1, コ:6, サ:0, シ:7
次は、定義域の両端が動くタイプの2次関数の最大最小の問題。
いつものように、5通りの場合分けを作ろう。
(i)
図C~Gのうち、
この場合は
とかける。これを解いて、
問題文から、
解答ス:1, セ:7, ソ:8, タ:7
(ii)
図C~Gのうち、
なので、図C~Eの場合は
とかける。これを解いて、
問題文から、
解答チ:9, ツ:1, テ:4
(2)
まず、3点O,P,Qを通る二次関数の式を求めよう。
(1)より、
点Pの座標は
点Qの座標は
求める式を
点Oを通ることから、
点Pを通ることから、
点Qを通ることから、
式Dを式Eに代入して、
式Dを式Fに代入して、
式E'とF'で加減法をして、
解答ト:5, ナ:2
式F'に
以上より、3点O,P,Qを通る二次関数の式は、
であることが分かる。
最後の問題だ。
こういう問題は、頂点の座標から考えよう。
式Gの頂点の座標を求める。
今回は
なので、式Gの頂点は
よって、
平行移動すればよい。
解答ニ:-, ヌ:5, ネ:4, ノ:-, ハ:2, ヒ:5, フ:8