数学Ⅱ : 指数関数・対数関数 整数の桁数
例題
(1) 桁数
(2) 最上位の数字
(1)
まず、例として3桁の整数を考えてみよう。
3桁の整数は
つまり、
と言える。
このことから、
と考えられる。
この考え方を使って問題を解く。
式Aより、
となる整数
式Bの各辺の常用対数をとる。常用対数は底が
ここで、
となる。
となるから、
解答
(2)
(1)の計算を振り返ってみると、式Bの
を変形して、式Cの
をつくった。
式Cから、底が
とかける。
これを式Bと見比べると、
であると考えられる。
詳しく
とおく。
両辺の常用対数をとって、
これを変形すると、
となるので、
である。
式Dは、さらに
と変形できるけど、これは化学で習ったアボガドロ数の
なんかと同じ形だ。
なので、
とおくと、式Eは
とかける。
で、
である。
ここで、
問題文より、
なので、
となる。
底の
と変形できる。
つまり、
これを
と表すと、式E'は、
とかける。
以上より
解答