大学入学共通テスト 2018年(平成30年) 問題例 記述式を含む 問題例2 [1] 解説
(1)
まず、問題文中の表から、
小数第1位で四捨五入すると、
である。
解答ア:4
(2)
アルバイト代は
とかける。
ここで、(1)より
なので、
よって、式Aは
と表せる。
弁当の売上利益の増加額は、
弁当1個あたりの利益
とかける。
いま、
弁当1個あたりの利益は、
と表せる。
利益の増加額を
である。
これに式A',式C'を代入して、
となる。
解答イ:-, ウ:5, エ:2, オ:2, カ:2, キ:0
(3)
定義域がすべての実数のときの、二次関数の最大の問題。
必要ないかも知れないけれど、念のために復習しておこう。
復習
定義域がすべての実数のとき、二次関数
の最大,最小は、
復習より、
が
上に凸
正解例はここでは省略する。
公開されている正解例はリンクを参照してほしい。
→ 数学入試問題データベースサイト
大学入試数学問題集成さんで
正解例を見る。
(4)
式Dの
また、式Dの右辺を因数分解すると
となるので、グラフは
で交わる。
よって、グラフの頂点の
で、式Dはこのときに最大値をとる。
このときのアルバイトの人数
となるけど、
6人
である。
解答ク:6