大学入学共通テスト 2018年(平成30年) 問題例 記述式を含む 問題例1 [1] 解説
解説
まず、根号のはずし方の復習から始めよう。
復習
である。
問題文中の②から③の計算は、復習より
とかける。
いま、
となるから、
よって、②から③の計算は、
問題文中の②から③の変形は式Bの場合だけしか考えていない。
なので、誤り。
一方、問題文中の⑤から⑥の計算も、復習より
とかける。
しかし、
より
だから、式Cの場合は起こらない。
よって、⑤から⑥の計算は必ず式Dになるので、問題文中の変形は正しい。
以上、考え方をちょっと丁寧に説明した。
けれど、この問題では誤りである理由だけ説明すればよい。
なので、式Aになるとき、つまり
例えば、
解答例
誤りである式変形:B
理由:
は偽であるから。
その他の解答例はここでは省略する。
公開されている解答例はリンクを参照してほしい。
→ 数学入試問題データベースサイト
大学入試数学問題集成さんで
正解例を見る。