旧課程
:
整数の性質
進法の計算(整数)
例題
(2)
復習
最初に、
学校で先生にプリントの枚数を数えるように頼まれたとする。
よくやる数え方は、
図Aのように、
できた
結局できたのは、
より、プリントは
以上から、
という意味だと分かる。
こんな感じで、
組にする数のことを「記数法の底」または「基数」という。
また、
何進数かを示すために、例えば
のように、基数を()に入れて数字の右下に書く。
(1)
復習が終わったところで、例題を解く。
(1)は、
まず、
復習のようにプリントで考えると、
なので、
だ。
解答
次は、
解答
(2)
次は、
ということは、
図Cのように、
できた
結局できたのは、
と表せる。
考え方は上の通りなんだけど、共通テスト本番でプリントを数えるわけにもゆかない。
計算で同じ作業をしよう。
プリントの数(
より
商(できた束の数)を、また
より
商(できたセットの数)をまた
より
商が0になったから終わり。
よって、10進数の
である。
解答
以上の計算をまとめると、次のようになる。
赤文字の余りを右から並べると、変換した
赤文字の余りを小さい桁から順に並べて、
である。
解答